こんにちは。福岡県でホテルや旅館、コテージなど宿泊施設のWeb集客の運用代行からコンサルティングを行なっておりますタビーロードの田中です。
じゃらんnetのサービス内容と掲載方法、特徴についてまとめてみました。宿泊施設様向けの内容になります。

じゃらんnetとは

リクルートライフスタイルが運営するオンライン宿泊予約サイト。国内OTAでは主要なサイトとなっており日本国内のホテル・旅館・ペンションなど契約施設数も多いサイトです。高速バス、レンタカー、航空機の予約などと宿泊予約+交通機関のパッケージ予約も可能となっています。
ビジネスよりレジャー系目的のユーザーが多いです。

じゃらんnetの概要

運営会社 リクルートライフスタイル
サイト名 じゃらんnet
月間PV数 非公開
会員数 非公開・会費無料
契約施設数 非公開
手数料率 基本手数料1人利用6%、2人以上利用8%でポイント負担+2%(ポイント負 担の内訳はポイント付与1%、販促プログラム1%)。事前決済手数料は+2%。グロ ーバル集客サービス(インバウンド)は12%で事前決済手数料+2%。〈※観光経済 新聞調べ〉
決済方法 宿泊施設での現金・カード払い。事前カード決済。アプリの みApple Payでの決済が可能
コロナ禍中の旅行取扱実績(サイト全体) 非公開
アプリ あり。ダウンロード数:非公開
国内ダイナミックパッケージ JR新幹線・特急・ANA・JAL+宿
インバウンド対応 対応言語:英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、インドネシア語、マレー語
ロイヤリティプログラム じゃらんステージプログラム。利用状況に応じてステー ジが決まり、ステージ特典としてポイントアップ特典、会員限定の割引プランや特典 プランの紹介、期間限定ポイントアップなどを受けられる。ポイント付与率:基本加 算額は2%でステージランクが上がるたびに、ブロンズは2.2%、シルバーは2.5%、 ゴールドは3%。宿泊設負担率:0%
クーポン機能 じゃらんクーポン。じゃらんnet の国内宿泊の予約時にクーポン金額に応じて利用できる。「通常じゃらんクーポン」 「特別じゃらんクーポン」の2種類がある。このほかに、JAL・ANA航空券、J R新幹線・特急に宿泊プランが付いたダイナミックパッケージに使える「じゃらんパ ッククーポン」や、レジャー・アクティビティも使える「遊び・体験予約クーポン」 「じゃらんレンタカークーポン」などもある。

(参考文献:観光経済新聞調べ 2023年1月5日発行)

じゃらんnetの特徴

概要に記載した内容を踏まえ、じゃらんnetの特徴として以下が挙げられます。

リクルートのサービスの利用者数

ホットペッパーから進研ゼミやゼクシィ、リクナビなど多くのサービスを持つリクルート。また、ローソンなどPontaポイントを共通して使えるサービスもあるため、ポイントを貯めたいユーザーにとってもメリットが多く、1回の宿泊で通常2%の付与はありがたいです。会員数の多さとポイントを貯めたいユーザーがいるという点を踏まえると、自社の宿をじゃらんnetに掲載させるメリットは大きいです。

宿の掲載ページはフォーマットが決まっている

楽天トラベルのようにカスタマイズページが作成できるものではなくフォーマットが決まっているタイプです。カスタマイズページを作成できない宿泊施設様にとっては、じゃらんnetの宿の掲載ページはフォーマットが決まっているため、競合施設と比較して見た目上は大きく差は出にくいです。写真の質の差は出ます。
有料になりますが、フォトギャラリーや販促機能が多く使える仕様となっているので、自社のウリをもっと多く出したい宿にも十分にサービスとして充実しています。

じゃらんnet独自の特集が充実

宿泊プランを作った後、じゃらんnetでは特集参画を行うための登録が必要です。その特集は様々な特集が組まれており、お客様の利用するユーザーページに大きなものから小さなものまで掲載されています。例えば、ゴールデンウィークや夏休みなどの季節ものの特集から、お料理に関するもの、ペットに関するもの、グループサイズに関するものなど様々です。自社のメインターゲットに向けた宿泊プランを作成し、そのプランに合った特集に参画して、お客様の目に届くようにしましょう。

インバウンド販売ができる

訪日観光客は増えてきており、インバウンドは当たり前のように他社でも販売が可能になってきております。もちろん、じゃらんnetでも同様に販売が可能です。簡単なお申し込みと設定のみなので自社の宿泊施設内の環境が整ったら導入してみてはいかがでしょうか。

クーポン発行ができる

自社でセールプランを販売しているけどなかなか売れない、という宿泊施設様はクーポンの発行を検討してみてください。OTAでは現在クーポン発行を推しているため、お客様の見るユーザー画面でもクーポンが使える施設だということがわかりやすく目立つようになっております。セールプランを出してもまず自社のページを見てもらう必要がありますので、クーポンを発行する選択肢も1つあります。

まとめ

じゃらんnetについて、サービスの内容と特徴について簡潔にまとめてみました。まだまだ様々な機能や販促ツール、広告もあります。会員数も多く、売上を増やしていく上で外せないOTAの1つですので、もし、じゃらんnetに掲載していない宿泊施設様は以下よりお申し込みが可能ですので、ご検討されてみてはいかがでしょうか。